AKAKAGE / THE First Season’s Best Tracks1999~2000
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THE First Season’s Best Tracks1999~2000
アーティスト:AKAKAGE |
そんなDJの彼を私は知らないんですが、このアルバムではベタベタにポップな世界が繰り広げられています。ところでAmazonの紹介によると「DJ、プロデューサーの伊藤陽一郎と、サウンド・クリエイター、佐藤豪によるユニットのベスト・トラック集。」だそうです。ああ、伊藤だけじゃなかったんだ。まあいいや。どうやらベストらしいんですが、期間は1999〜2000と凄く短い。たった二年弱の間のベストです。
中身の方は、やっぱり小西一派だけあってポップ・サンプリングのセンスは流石です。ワンショットも気持ちいいタイミングで入ってくるし。全18曲、一分未満の曲も何曲かありますが盛りだくさんの内容です。
全体はポップでまとめられていますが、様々な要素がごちゃごちゃに混ざり合ってできています。大きく言ってしまえば主にラテンですが、ボッサ、フレンチ、ブラジル、クラブジャズ、ロック、サンバ、ハウス打ち込み、Cha-cha-cha、とまだまだあるはずですが拾いきれないくらい一杯混ざってます。
特に好きな曲は、まず5.Common (Full Version)。ハウスをベースにラテンサウンドを織り交ぜて、キュートなボイスで「Common」と呼びかけてくる。テレビでもたまに使われているので聞いた事がある方も多いと思います。 次に、11.Tomboy。ベースとピアノとホーンが楽しげに入り乱れているアッパーチューン。
続いて、13.Brass Impact。これぞクラブジャズという曲。ドラムパターンがかっこ良く、タイトルの通りホーンは渋く、007で使われてもいいような大人な感じもある。勿論ルパン3世でも可。スピード感があってスリリングでステキ。
16.Saturday NightはあのBay City Rollersの名曲、サタデーナイトです。部分的にサンバです。確かにダンスってコンセプトだから間違ってはいないのかもしれない。最高に気持ちいい。若干、曲のテンポは遅く感じますが、ボーカルの声もゆるい感じで、逆に気持ちいい。踊りだしたくなる曲。
最後に、17.Lodger's。乾いたパーカッション、ゆったりとしたホーンで始まるこの曲、全体はボッサ。このアルバムの中ではおとなしめの曲。サタデーナイトとは違った意味で気持ちいい。
「気持ちいい」を推してきましたが、本当にそうなんです。とにかく「気持ちいい」。ポップである事がこんなに気持ちいいとは、と気付かせてくれるアルバム。ただしそのポップさは小西系のポップさです。もし小西が苦手なら、このアルバムも苦手でしょう。小西が好きなら今すぐ買ってもいい。ただ小西好きの人ならもう持ってそうですね。
☆☆☆☆☆
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