Revelling Crooks / From Heaven into Hell
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From Heaven into Hell
アーティスト:Revelling Crooks |
ドイツのバンドです。ジャケを見て下さい。惹かれますよね?何かやってくれそうです。(まあ歌詞カードとか裏ジャケとかの写真がドットが見えるほど荒いんですが気にしないでおきましょう。)そして彼等はジャケのイメージ通りのごった煮感満点の音をやってくれてます。
お約束の構成を。ドラム、バンジョー&マンドリン&ギター、ギター、バイオリン、アコーディオン、ベースにサポートでベース、ボーカルっぽいです。表記が分かりにくくてちょっとみたいな所はありますが、多分コレでいいと思います。多分ベースはウッドベースだったりします。
このアルバムは正にトラッドパンクど真ん中ストライク的な内容です。The Poguesにロマ(ジプシー)とユダヤを加えたような音をしています。イメージで語りますが、東欧の結婚式パーティーで酔いどれた奴らが演奏してて、これまた酔っぱらいまくった老若男女が楽しそうに踊っているようなご機嫌なフォークダンスナンバーです。どうしてもアキ・カウリスマキ監督のレニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカと重なってしまいます。もちろん良い意味でですが。ジャケットの写真もそんな感じだし。どうして東欧のおっさんはこんなにかっこいいんだろう(このバンドはドイツだけど)。
このバンドの一番の特徴は曲構成の上手さだと思います。個々の楽器やボーカルのポテンシャルは勿論とても高いものがあります。特にボーカルの酒焼けしたような声は、優しくて色気があって哀愁があってと素晴らしいものがあります。ジョー・ストラマーやボブ・マーリーに通じるかっこいいボーカルです。しかし、それ以上に素晴らしいのは音の(楽器の)重ね方や繋ぎ方です。やはりバンドである以上、曲の中で楽器一つが良くても曲全体が良くなければ完成度は低くなります。
その点このバンドの曲展開やアレンジのレベルは非常に高いと思います。各メンバーが自分の楽器の事を良く知っていて、出る所と引く所を弁えてる印象を受けます。その結果として曲全体の完成度が高いものとなっているのではないかと思います。
アルバムの内容は先にも書いた通りトラッドパンクですが全体的には東欧寄りの曲が中心です。また全体的に速めの曲をやってます。しかし詳しい事は知らないんですが、東欧って裏打ちが伝統的なんでしょうか、裏打ちの曲が目立ちます。露骨に裏打ちでない曲でも、アコーディオンがフォンファ、フォンファと裏打ちリズムで演奏されているので、私はスカパンクと近いものを感じます。
このアルバムは民族音楽に抵抗がある人でもBRAHMANが聴ける人ならば聴きやすいと思います。むしろBRAHMANが好きな人にはこういった音楽を聴いてほしいと思います。
☆☆☆☆☆
最後にこのアルバムのバウンスでのレビューと、試聴もできるRevelling Crooksのオフィシャルサイトを紹介しておきます。
bounceレビュー
http://www.bounce.com/review/recommend.php/10662
Revelling Crooksオフィシャルサイト
http://www.revellingcrooks.com/
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